口腔内の乾燥防止について｜医療法人社団 永研会
歯科往診部のみーです。
往診に伺うと、口腔内が乾燥されている方が多く、特に経口摂取されていない方は、
顕著に認められます。
そのため、唾液や痰が口蓋（上顎）に膜状に付着しており、除去する際、保湿を行いながら軟らかくし、粘膜を傷つけない様に丁寧に除去を行っています。
また、唾液の分泌を促すマッサージ等も行っています。
最近、とても良い潤滑剤を往診では使い始め、患者様にも大変喜んで頂いています。
食品に分類される為、飲み込んでも大丈夫なもので、蜂蜜味で、甘みもあります。
一番必要な潤いを保つことにおいても、一層膜が貼るように口腔内にとどまる為、
とても優れています。
先日、経口摂取されておられず、口腔内に乾燥がみられ、また、あまり発語がない方に使用した際、「おいしい」と、はっきりとお話下さり、表情にも笑顔が浮かび、
私もとても嬉しかったです。
往診では、つねに患者様に喜んで頂ける診療を心がけ、邁進しています。
今後も、皆様の為に、勉強していきたいと思います。