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リハビリテーション・ケア合同研究大会

秋の陽気は短いもので、日が沈んでしまえば肌寒く、このまま冬に突入しそうな今日この頃ですね。
リハビリ科の武田です!

報告が遅くなりましたが、10月1日〜3日に行われたリハビリテーション・ケア合同研究大会in神戸に参加し、リハビリテーション科からは3名が演題発表を行ってきました!
その前に「リハビリテーション・ケア合同研究会」ってなんだろう?とお思いの方もいらっしゃると思います。

「リハビリテーション・ケア合同研究大会」とは

第19回 全国リハビリテーション医療研究大会
第26回 回復期リハビリテーション病棟協会研究大会
第33回 全国デイ・ケア研究大会
第7回  日本訪問リハビリテーション協会学術大会
第37回 全国地域リハビリテーション研究会
第10回 全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会研究大会
以上

合計リハビリ関連の6団体合同によるリハビリ業界最大規模の研究大会です!
リハビリ専門職のみならず医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士など他職種が参加し、全国各地、それぞれの取り組みや研究報告をするそんな一大イベント。 初日の参加者だけでも2000名を超える大盛況でした!

さてさて、前置きはこれ位にしておいて本題の演題発表についてご報告します。
今回の演題は訪問リハ2演題、外来リハ1演題。
この大会で佐瀬PTと永井PTは研究大会デビューとなりました。

「訪問リハビリテーションにおける目標の設定と訓練内容の傾向」佐瀬PT

当クリニックの訪問リハビリを利用されている方の傾向を見ることで、現状把握すると共に、課題を見つける研究を報告しました。
当クリニックのご利用者は、自立度が高い方が多く、その為目標としても散歩や買い物など比較的外へ出かけることを多く掲げているが、趣味や社会参加という点を考慮すると目標のバリエーションが少ない傾向にありました。

「外来リハビリテーションにおける転倒リスクの検討」永井PT

外来リハビリを利用されている高齢者を対象にバランス能力と転倒の関係性について調査し、外来に通える位の身体機能を持つ高齢者の転倒リスク因子が何であるかを検証し報告しました。

この研究では、一般的に転倒リスクの指標となる「片足立ち保持時間」が外来へ通える程の身体機能を持つ高齢者ではリスクを抽出することできないことが判明。
また身体機能が高い方向けのバランス能力の指標となり得る方法も導き出すことができました。

「地域における訪問リハビリの役割〜他職種の見地からの概念構築〜」武田PT

医師や歯科医師、看護師、ケアマネジャーなど、訪問リハで関わりのある他職種からみた「訪問リハの役割」をインタビュー内容から分析し、より円滑な連携を行う為にはどうすればよいかを検証しました。

リハビリの持つ「医療的側面」と「介護的側面」をもっと多く理解してもらい、リハビリにより見込まれる「生活機能」の変化、それに応じた適切なケア方法というものを連携の中で多く共有していくことが訪問リハの役割と感じました。

その他、他院及び他府県の行政の取り組み、ロボットリハビリなどなど盛りだくさんの講演や演題発表を聞く機会をいただきました!

最終日の夜は「神戸牛」をお腹いっぱい食べたいところでしたが・・・最安はたった80gで¥3,000。5切れほどの神戸牛

一枚を口に運ぶと、赤みの概念を変えた柔らかさに衝撃を覚え∑(゚Д゚)よく噛まず飲み込んでしまいました。
悔しくて、悔しくて・・・残りは時間をかけ大事に大事に味わいビールを飲み干し退散。
まあ、若輩者には場違いでしたね(汗)

仕切り直して行った店はかなりオシャレで、料理も美味しく最高の夜でした〜
しっかり充電したので、次の研究に取り掛かますか!
次行ってみよーーー♪( ´θ`)ノ

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