こまい歯科 治療体験記①
こんにちは!
こまい歯科 小泉 です
今日は、先週の続編で、患者 Yさん が書いてくださった手記を
載せさせていただきます。
(個人情報の含まれる部分は削除しております)
書いてくださったYさん、改めてありがとうございます!
以下、原文です。

東京都多摩市 65歳男性 2011年11月18日
私は、今年9月で満65歳になりましたが、これまで幸いにして入院を余議なくされるような、
いわゆる病気としての「大病」は一度も患うことなく、なんとか無事に過ごして参りました。
しかし、還暦を過ぎたあたりから、加齢のせいか記憶力の衰退、筋力や運動反射神経の
衰えなど、徐々にではありますが、確実に老化が進みつつあると実感されるような状況に
直面することが多くなってきておりました。
ただ、老化のはじまりの典型として巷間よく話題になる「50肩」には私は全く無縁でしたので、
まだ肉体年齢は多少平均より若いのだろうと安心していたのですが、残念ながら3年前に
突然左肩痛を発症しました。
1年が経過し、自然に治ったと思ったら今度は右肩痛が出て、これも治るのに1年。
結局、元の状態に戻るまで左右両肩で2年を要しました。
さらには、
右肩が治るとほぼ同時に今度は靭帯に古傷のあった右膝が痛み出しました。
悪いことは続くもので、
昨年11月にやむを得ず不自由な右足をかばいながら脚立に上り家の仕事をしていたところ、
恥ずかしい話ですが、バランスを崩し、転倒してしまいました。
この時一瞬、脊椎挫滅による下半身不随を覚悟しましたが、激しい打撲ショックによる
貧血を起こした程度で幸い大事には至りませんでした。
この時の転落事故で、18歳頃に受けた不慮の貰い事故
(歩行中、後ろから走ってきた背の低い人が私の背中に激突)によって
負傷していた腰椎
(脊椎損傷一歩手前の重傷。病院等であらゆる治療を試みるも治らず、
自宅で寝たきりの生活を経験。その後、某柔道整体師に巡り合い脊椎のずれを矯正した結果、
後遺症は多少残ったが、奇跡的に歩行可能となり日常生活ができるまで回復、今日に至る)
と、右膝 を強打したので、両方の痛みで一時は再び歩行に支障が出るほどになってしまいました。
将に外見から見れば実年齢より若いどころか、急速に「老人」そのものの姿となり、この先の
健全な老後の日常生活が懸念される状況に陥っておりました。
背中と腰の痛みは徐々に引いて参りましたが、膝はあれこれ治療した結果、幾分改善されたものの、
階段は一歩ずつやっと上れる程度にとどまり、最近までずっと難渋しておりました。
こうした中、転落でけがをする2年前のことですが、「歯は健康の原点」との思いから、
老後に備え早め早めに歯の対策をしておこうと思い、妻も息子もお世話になっているこまい歯科さんを
訪れ、悪いところをチェックしていただき、治療(3本の虫歯:下左右の2本はセラミック、上1本は銀合金)
いたしました。
ところが、私は生来顎力が強く、現在でもスポーツ(ゴルフ)などで強く歯を食いしばることが多いことも
あってか、治療した左下歯(セラミック)が早々と欠けてしまい、それを体調不良や忙しさにかまけて
放置していた(一度はすぐ作り直していただいたが、残念ながらこれもまた欠けてしまった)。
そのためか、次々とほかの治療した歯も欠け(右下セラミック)、あるいはとれて(右上銀)しまいました。
当面すぐ日常生活に支障はないからといって、放置しておけば、かみ合わせも悪くなり、歯にかかる圧力の
バランスが崩れるので、やがて全てが駄目になるのは当然の帰結で、反省しきりといったところです。
(治療体験記②につづく

)
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