一月の歯のニュース｜医療法人社団 永研会
こんにちは！永研会クリニック歯科、宇山です。
毎日寒い！寒い！と言っていたら、あっという間に一月が終わり、バレンタインデー間近ですね。
さて、先月、歯科に関係ある報道があったのをご存じですか？
ひとつは、２０１４年度学校保健統計調査の結果が発表されたことです
それによると・・・
中学一年生の虫歯の数が平均１本！！
これは、３０年前の５分の１だそうです。
治療がすんでいない未処置歯がある割合についても、幼小中高すべての段階で過去最低とのこと。
この喜ばしい結果につながった理由として
「歯磨き指導の成果で、早期治療や予防の意識が高まったため」ということがあげられています。
私は歯科衛生業務を毎日行っているのですが、折に触れ、歯磨き指導の大切さを痛感する日々です。
お口や歯に対する意識、そしてそのお手入れにかけられる時間は本当に人それぞれ違います。
その方にあった方法や器具をアドバイスして、実際に効果をあげていただくのは、なかなか難しい
場合もあります。
そんな中、今回のような報道があると、とてもうれしい気持ちがします
「予防」ということを考えるとき、セルフケア、プロフェッショナルケアというキーワードがあります。
歯科医院で欠かさず検診を受けていても、ご自身でのお手入れが行き届かないと、なかなか
お口の中の状態は安定しません。
逆に、ご自身でどんなに一生懸命磨いても、やはり時々は歯科での検診をうける必要があります。
セルフケアとプロフェッショナルケアともに充実して初めて、良い状態を保てると思います。
とは言っても、ついつい痛くならないと歯医者は億劫で。。。という方、
ぜひこの機会に検診を受けてみてくださいね！！
もうひとつのニュース、これは歯に関係していると言えるかわかりませんが。。。
深海のサメ、ラブカが網にかかる！！というニュースがありました。
オーストラリアの漁師たちによって水揚げされたこのラブカ、なんと歯が３００本もあります
一本５秒ずつ磨いたとして、１５００秒。２５分も！（というか、磨きませんけどね。ラブカは・・・）
ちなみに成人の歯は親知らずをいれないと２８本。いれると３２本です。
皆様、くれぐれも歯を大事にしましょう
また、歯に関するニュースがあったらご紹介していきたいと思います。