リハビリ通信③ ~筋筋膜性腰痛症~
こんにちは
永研会クリニックの理学療法士の小鳥
と申します。
あっ、小島です
冗談はさておき、今回のテーマは筋筋膜性腰痛症です。
ん・・・
あまり馴染みがありませんか
難しく考える必要はありません。要するに、腰痛です。
腰痛と言っても種類は様々ありますよね。皆様も一度は聞いたことがあると思いますが、腰椎分離症、すべり症、腰椎椎間板ヘルニア等、様々あります。
今回はその中の筋筋膜性腰痛について、書いてみたいと思います。
腰痛には姿勢からくるものもあり、純粋に姿勢から痛みが出そうな状況を考えてみました。
まず、以下の写真を見てください。
腰が後ろに反って、お尻がボコッと出っ張ってしまっていますね。
こういう方の特徴としては
①股関節の前の筋肉が硬い。
②太ももの前の筋肉が硬い。
③お尻が出っ尻になっている。
④お腹が丸められない。
➡︎これらの理由により、腰と背中の筋肉の緊張を更に高めてしまい、腰を痛める原因になってしまっていることが多いです。
次にこちらの写真を見てください。
先程とは逆に、凄い猫背ですよね
こういう方にも、腰痛は出てしまうんです。
この方の腰痛の原因の一つとしては、お尻の筋肉や、太ももの後、ふくらはぎの筋肉が硬いという所にありそうですね。
特徴としては
①お尻の筋肉が硬い。
②太ももの後、ふくらはぎの筋肉が硬い。
③骨盤が、硬い筋肉に引っ張られて、腰骨を反らせられない。
➡︎腰と背中の筋肉が頑張って背骨を曲げようとすることで痛みが出てしまいます。
そんな方達に、家で出来る簡単なストレッチ方法をお教えしたいと思います
一つ断っておきたいのが、せっかくこのBlogを見ていただき、ストレッチを行って痛みが増してしまったなんて、悲しい事は避けたいんです。
だから、腰に負担をかけないで、姿勢にも影響を与えれる股のストレッチの方法をお伝えします。
まず、出っ尻の姿勢で腰痛持ちの方へのストレッチのご紹介です。
下の写真をご覧ください。
こちらは股関節の前と、主に膝の前の筋肉を伸ばすストレッチの方法です。
このストレッチにより、膝の前の筋肉が緩んで、骨盤が立った姿勢から、少し寝た状態になる為、腰への負担が軽くなりそうですね。
もう一つの猫背の姿勢も改善していけるストレッチの方法をご紹介します。
では、写真をご覧ください。
このストレッチにより、太ももの後の筋肉が伸ばされ、腰と背中の筋肉の緊張が緩んで腰への負担が軽くなりそうですね。
しかし、注意点があります。
①足に痺れがある人
②ストレッチしていて痛みがある人
これに当てはまる人は、症状を更に悪化させてしまう可能性もあるので、もし、そのような症状が出ている方は、無理なストレッチはやめましょう
症状が続くようなら、クリニックに来て診察を受けて見ましょう。
以上、小鳥
がお送りしました
次回は、きくりんによる◯◯です。宜しくお願いします。
~リハビリ通信とは!?~
リハビリ通信とは永研会クリニックリハビリ科がお送りする、運動療法紹介コーナーです
運動療法とは、その名の通り身体の一部または全体を動かす治療法のことをいいます。
関節の曲げ伸ばしや筋肉のストレッチをする事で身体に柔軟性をつけたり、体操で筋肉を強くしたり、歩行訓練で体力をつけたりと様々です。
ひとりでも多くの方が健康な体を手に入れることで、
日々の日常生活が快適で、仕事や趣味が目一杯出来ますように!!
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